近隣トラブル

近隣トラブルに多いつきまといの対策方法は?被害に遭ったときの対処法も紹介

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近隣住民からつきまといを受けて困っていませんか?

些細なきっかけであったり、相手の思い込みが原因で発展しがちなのがつきまとい行為です。

同じタイミングで家を出たり、なぜか外出先で鉢合うことが多いなど、初めは勘違いかなと思っていても徐々に頻度が増えると行為がエスカレートする可能性もあるので早めの対処が必要です。

そこで今回は、近隣トラブルに多いつきまといの対策方法や被害に遭ったときの対処法をご紹介します。

近隣住民トラブル「つきまとい」とは?どんな行為なのか

最近帰宅途中に誰かに見られている気がする、隣人と家を出るタイミングが一緒になるなど他人には気づかれないレベルの違和感を感じることはありませんか?

隣人によるつきまとい行為は初めは『勘違いかな』と思いがちですが、徐々に被害が大きくなることもあるので注意が必要です。

ここではまず、つきまとい行為についてご紹介したいと思います。

近隣住民の「つきまとい」のきっかけは些細なこと

近隣トラブル「つきまとい」の始まり

近隣住民によるつきまとい行為が始まるきっかけはささいなことである場合が多いようです。

  • 【つきまといのきっかけ(例)】
  • ・挨拶を返してもらえなかった
  • ・好意的に接してもらえた
  • ・騒音、ゴミなどほかのトラブル
  • ・個人的な恨み、妬み

挨拶を返してもらえなかった、無視されたなどマイナスの感情がつきまといに発展してしまうこともあれば、いつも好意的に挨拶してくれるというプラスの感情で勘違いを招き、つきまとい行為に及んでしまうこともあります。

また、以前のトラブルを引きずって嫌がらせがエスカレートする、個人的に相手のことが気に入らないからといった理不尽な理由までさまざまです。

つきまとい行為をしている加害者は『相手が悪い』『自分は悪くない』などと自分を正当化していることもあるため対応が難しく、間違った対策を行うとより悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。

近隣住民の「つきまとい」を裁判で訴えられるか

つきまとの行為例

近隣の住民につきまとわれている気がするけどそもそもつきまといの定理がわからず、周りに相談しにくいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に証拠も実害もないと『自意識過剰なだけでしょ』『気にしすぎ』となかなか理解されないこともあると思います。

自分が感じている違和感がつきまといかどうかの判断に迷ってしまったときは、下記のポイントをぜひチェックしてみてください。

  • 【つきまといの行為例】
  • ・尾行し、つきまとう
  • ・進路に立ちふさがる、妨害する
  • ・自宅や勤務先、外出先で待ち伏せする
  • ・自宅や勤務先、外出先で見張りをしている
  • ・自宅や勤務先、外出先の付近をうろついている
  • ・自分がいる現在地付近をうろついている

上記のような行為があれば、弁護士に相談して接近禁止命令や慰謝料の請求などを検討してみましょう。

ただし、いきなり訴えられる訳ではなく、自身で「つきまとい」をされた証拠を集める必要がある点に注意しましょう。

つきまといとストーカーの違い

ストーカー行為は上記でご紹介したようなつきまとい行為などを繰り返し行うことです。他にも監視していることがわかるように告げる行為、面会や交際の要求、乱暴な言動、無言電話などが挙げられます。

行動がエスカレートすると汚物をはじめとした不快なものを家に置かれているなどの被害も発生しています。

『相手が嫌がっている』場合は、ストーカー行為とみなされ警察から警告を行ってもらうこともできます。(ただし、すべて警察が判断します。)

近隣トラブルのつきまとい被害例

近隣住民によるつきまとい被害には、下記のようなものがあります。

  • 【近隣住民によるつきまとい被害例】
  • ・隣人と家を出るタイミングが毎回同じになる
  • ・庭に出ると窓から覗いてくる
  • ・家に帰ると必ず外に出てくる

隣人によるつきまといは行動の監視や同じ行動をするなどが多いようです。特に隣の生活リズムが把握しやすいマンションなどの集合住宅や、住宅が密集している地域で発生しています。

また女性の一人暮らしの場合、ゴミを漁られて個人情報を盗まれる、不快な贈り物をされるなどの被害も出ています。

初めは勘違いと思えるほどの行為も、徐々に明らかにおかしな行為にまで発展することもあるので注意しましょう。

実際に近隣住民からのつきまとい被害に悩んでいるときは

隣人からのつきまとい行為に悩んでいるけど、警察に相談していいのか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。

ちょっと気になるけど全然無視できるという強い精神をお持ちの方も中にはいると思いますが、どんどん行為がエスカレートしてしまう可能性もあるので早めに対処することが大切です。

そこでここでは、近隣住民からのつきまとい被害の対処法をご紹介します。

近隣住民によるつきまといに『放置』は効果がない?やってはいけないこととは

近隣住民からつきまといなどの迷惑行為をされているけど『面倒だから放っておこう』と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ただ中にはターゲットに異常に執着している加害者もいて、反応がないことに不快感を覚えて余計に悪化する可能性もあります。

被害が大きくなる前に警察に相談したり引っ越しを検討することがおすすめです。

近隣住民から「つきまとい」を受けたら警察に相談

つきまといに遭ったら警察に相談

近隣住民からつきまとい被害に遭っている場合は、早めに警察へ相談するようにしましょう。

ただつきまとい行為に事件性がないと判断されてしまった場合は、あなたが期待しているような対応はしてもらえません。

そのため、警察に「対応しないと危険だ」と思ってもらえるように、日頃から「つきまとい」の証拠を集めておくことをおすすめします。

証拠があるとスムーズに対応してもらえる可能性が高くなる

証拠の収集方法としては小型の防犯カメラを相手にわからないように設置したり、携帯タイプの小型カメラを持ち歩いて実際に加害行為を撮影する方法などがあります。

また家に不審なものが送られてきたという場合も直ちに警察へ通報しましょう。場合によっては盗聴器などが仕掛けられている可能性も考えられるので早めの対処がおすすめです。

とはいえ、「警察が捜査をしてくれる」「見守りをしてくれる」などの特別対応は、実際に傷害や窃盗被害を受けて被害届を出さないと難しいのが現実です。

そのため、可能であれば「引っ越し」や「弁護士に相談して民事で戦う」といった選択肢を検討しておいた方がいいでしょう。

引っ越しも検討する

つきまといがひどい時は引っ越しも検討

最近では外出先で見張る、帰宅に合わせて外に出て監視するなどのつきまとい行為以外にも『室内ストーカー』という被害も増えています。

これは自分の生活リズムに合わせて近隣住民がまったく同じ行動を起こす行為で、一度気になってしまうと非常に不快な気持ちになりストレスが溜まってしまう被害です。

ただこの室内ストーカーによる被害はなかなか周りの人にはわかってもらえず、証拠を集めようにも難しいため精神的に病んでしまう方も多くなっています。

室内ストーカーを繰り返す人物は少々クセのある人が多く、解決しようにも時間がかかったり余計に体力を削られてしまいます。このような解決が難しい被害に対しては引っ越しも検討してみてください。

近隣住民からのつきまとい対策方法

賃貸・持ち家に限らずこれからも生活していくうえで近隣トラブルは避けたいものです。そのため被害をできる限り避けられるように事前に対策を行っておくことも大切です。

ここでは、近隣住民からのつきまとい対策方法をご紹介します。

近隣住民のつきまとい行為を「防犯カメラ」で録画する

つきまとい対策には防犯カメラ

近隣トラブルを事前に防ぐためには防犯カメラの設置がおすすめです。つきまといなどの行為がエスカレートすると自宅に侵入して嫌がらせ行為をしてくる加害者もいます。

このような場合にカメラが設置してあることで嫌がらせ行為を抑制したり、万が一の場合の証拠として残すことも可能です。

防犯カメラを設置するときは他人の家が映らないように、『自宅敷地内が映る』ように設置しましょう。

近隣住民のつきまといが悪化したときに備える

つきまとい向けの防犯対策

ちょっとした近隣住民とのやり取りが原因で傷害事件など大きな事件に巻き込まれてしまうことも少なくなくありません。

こちら側は特に意識していなくても相手が勝手に思い込みで犯行に及んでしまう事件も多々発生しているため、自宅の防犯性をできる限り強化しておくことが安心です。

特に女性の一人暮らしはつきまとい行為意外にも、空き巣をはじめとした犯罪被害に巻き込まれやすいという傾向があります。

自宅の防犯性は市販のグッズでも十分強化することができるので、下記のリストを参考に行ってみてはいかがでしょうか。

賃貸 一戸建て
・玄関、窓へ補助錠の設置
・窓用の防犯ブザーを設置
・サムターンカバーの設置
・ドアスコープカバーの設置
・防犯性の高い鍵へ交換
・玄関の鍵をツーロックにする
・窓に防犯フィルムを貼る
・センサーライトの設置

賃貸は退去時に原状回復を行う必要があるため、取り付け穴をあけないタイプの防犯グッズを選びましょう。

またドアスコープなどを一時的に交換する場合は、交換前の部品を大事に保管して退去時には元に戻すことが必要です。

防犯グッズもDIYで取り付けられる

最近ではインターネットショップなどでさまざまな防犯グッズが販売されているため、設置したい環境に合ったものを選ぶことができます。

簡単に取り付けられるものも多いため、DIYが苦手という方もぜひチェックしてみてください。

一方で一戸建ての住宅の場合はより本格的な対策を行うことが可能となります。刻みキーと呼ばれる古い鍵はピッキング被害に遭いやすいため、くぼみが付いた防犯性の高いディンプルキーへの交換がおすすめです。

また不法侵入犯の侵入経路として多い窓の防犯対策も強化しておくことで、より防犯性を上げることが可能なので行ってみてはいかがでしょうか。

近隣住民が「つきまとい」できないように生活リズムを変える

つきまといから逃げるために帰宅ルートを変える

毎日同じ時間帯、同じルートで外出・帰宅すると偶然を装って待ち伏せされたり後をつけられたりされやすくなってしまいます。

そのためできるだけ何種類かのルートをあらかじめ作っておき、パターンが読まれないように不定期に変えながら外出することがおすすめです。

また同じ時間に同じスーパー、コンビニなどの買い出しを行うのもおすすめしません。

近隣住民に生活ルーティンを悟らせないこともつきまとい対策としては効果的です。

引っ越しの前に近隣住民について知っておく

特に一戸建て住宅・マンションを購入するときは簡単に手放したり引っ越しができなくなってしまうため、近隣住民の雰囲気を少しでも知っておくことが大切です。

「近隣住民や街の雰囲気は不動産屋に聞くのが一番!」という最低なアドバイスをする人がいますが、不動産屋は物件が売れないと困るので「近隣トラブル」は隠す傾向が強いです(告知義務がないため)。

そのため一戸建てや分譲マンションを購入する際は、「近くの賃貸物件で1か月暮らしてみる」「朝・昼・晩に実際に家の近くを歩いてみる」など自分の目で状況を確認されることをおすすめします。

近隣トラブルに多いつきまといの対策方法まとめ

今回は、近隣トラブルに多いつきまといの対策方法をご紹介しました。

近隣住民によるつきまといは相手に罪の意識がないことから、非常に解決しにくい問題という特徴があります。

そのためあらかじめ予防を行ったり被害を大きくしないための対策を行い、自分の身を守ることが大切です。

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